Contents目次
Introduction虫歯は自覚がないうちに
重症化しています!

甘いものを食べた時に歯がしみたり、何もしていないのにズキズキ痛んだりすることはありませんか?
それは、もしかすると虫歯が重症化しているサインかもしれません。
初期の虫歯は自覚症状がほとんどないため、気づくころにはかなり進行しているケースが多くあります。
虫歯によって失われた歯は自然に治ることはなく、虫歯を放置していると最悪の場合、歯を抜かなければいけない可能性もあります。
違和感があれば早めに歯医者を受診することが大切です。
蒲田駅から徒歩1分の当院では、処置の痛みや不快感に配慮した治療を大切にしています。
虫歯の状況によって、保険の適用範囲でも治療が可能ですので、お気軽にご相談ください。
Troubleその症状虫歯かも?
次の症状や違和感に心当たりがある方は、虫歯が生じている可能性が高いかもしれません。
虫歯でなくても何かしらのトラブルが起きているかもしれないので、1つでも当てはまる方はすぐに歯医者を受診しましょう。
- 冷たいものを食べると歯がしみる
- 歯磨きのときに歯が痛む
- 何もしていなくても歯がズキズキ痛む
- 歯ぐきがしみる部分がある
- 歯が変色している部分がある
- 歯の表面がざらざらする
NG虫歯かも?と思った時に
やってはいけないこと
歯や歯茎が痛んだりしみたりする場合には、虫歯が発症している可能性があります。
その際に、症状を悪化させないために次のことに注意しましょう。
そのまま放置する
最も避けたいのは、「我慢すれば治るかも」と何もしないまま放置することです。
虫歯は自然に治ることはほとんどなく、放置すると症状は進行する一方です。
早期であれば、削らずに済むケースや1回の通院で治療が終わる場合もあるため、違和感があれば迷わず受診しましょう。
患部を強く刺激する
痛みや違和感があると、舌や指で触ったり、歯ブラシでゴシゴシこすったりしたくなるかもしれません。
しかし、虫歯で弱っている歯に過度な刺激を与えると、歯の表面が欠けたり神経が露出したりするリスクがあります。
痛みがあるときは、柔らかめの歯ブラシで優しく磨く程度にとどめ、過剰な刺激は避けましょう。
硬いものを噛む・反対側だけで噛み続ける
「痛いから反対側で噛む」「食べられるから硬いものでも平気」といった判断も要注意です。
痛みがある側の歯をかばっていると、噛み合わせのバランスが崩れ、顎や他の歯に負担がかかることになります。
また、硬い食べ物は虫歯で脆くなった歯を破折させる危険性もあるため、避けるようにしましょう。
Reasons当院の
虫歯治療の特徴・ポリシー
-
痛みを最小限に抑えた治療
「歯医者=治療が痛い」というイメージをお持ちの方でも、安心・リラックスして治療が受けられるように、できる限り痛みを抑えた治療を実施しています。
麻酔や処置の方法にこだわり、丁寧に施術を行っていきます。
今まで歯の治療の痛みが苦手だった方も、ぜひ一度当院へお気軽にご相談ください。 -
歯を削る量も最低限に
天然の歯は、削ったり虫歯によって失われたりすると、自然治癒で元に戻ることはありません。
天然の歯がどれくらい残っているかで、年齢を重ねていった時の口腔内の健康を大きく左右します。
そのため、虫歯治療の際にはなるべく天然の歯を残せるように不必要な歯の切削は行いません。 -
治療前の丁寧な
カウンセリング・治療説明当院では、患者様がご不安な状態で治療は行いません。
患者様にどんなお悩みがあって、どういう治療を希望されているかを丁寧にお伺いいたします。 その上で、正確な検査を実施した上で、実施する治療の説明をしっかりと行い、患者様が当院を信頼して治療が受けられるように努めています。
Price虫歯治療の料金・保険適用
虫歯治療は基本的に保険が適用されるため、自己負担額は1,000円〜5,000円程度です。
※あくまで目安となり、治療内容によって異なります。
虫歯の症状が軽度な場合はレジン充填やインレー修復、中度〜重度では根管治療やクラウンが必要になることもあります。
そのため症状の進行度によって治療法や金額が変化します。
また、虫歯治療は素材や治療法によっては保険外となるケースがあります。
ですが、自費での治療は審美性や機能面で保険治療以上に優れた治療であるため、自費治療を選択される方も多くいらっしゃいます。
Expranation虫歯とは?
虫歯とは、口内のミュースタンス菌などの細菌が糖分をエサに酸を出し、その酸によって歯のカルシウムを溶かしていく感染性の病気です。
虫歯は日本人の成人のうち約90%が経験するとされる、ごく一般的な歯の疾患です。
初期段階では痛みや腫れなどの自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに重症化してしまうケースが多くあります。
虫歯を放置し続けてしまうと、歯を形成しているエナメル質や象牙質などの深部に達し、ズキズキとした強い痛みや炎症、最終的には抜歯が必要になる場合もあります。
Progress虫歯の進行状況と治療内容
虫歯は、進行状況によって実施する治療方法が異なり、それに応じて、費用や治療期間も左右されます。
虫歯はなるべく、初期の段階で発見・治療することが経済的にも健康面にも重要です。
こちらでは、虫歯の段階ごとの特徴と治療についてご紹介します。
01Co(初期虫歯)

Coは初期虫歯を意味し、歯の表面に白く濁った斑点や白斑が現れるのが特徴です。
この段階は「脱灰(だっかい)」と呼ばれ、エナメル質が酸によって溶け始めている状態ですが、まだ歯に穴は空いていません。
痛みや違和感もほとんどなく、自覚症状がないことが多いため、定期検診などで見つかるケースが多いです。
Coの段階では、基本的に歯を削る必要はなく、フッ素塗布や正しいブラッシング、食生活の見直しによりエナメル質を修復する機能である再石灰が期待できます。
初期虫歯の段階で適切な予防処置を行うことで、虫歯の進行を食い止められる可能性が高く、健康な歯の維持につながります。
02C1(エナメル質の虫歯)

C1は、虫歯が歯の表層であるエナメル質の内部へと進行し、小さな穴が開いている状態です。
この段階では痛みなどの自覚症状はほとんどなくきづかないことも多くありますが、冷たいものを口にした時に一時的にしみることがあります。
C1の虫歯は比較的軽度であるため、感染した部分だけを削り取り、コンポジットレジン(歯科用プラスチック)で詰める処置を行います。
治療は1回で完了することが多く、処置後すぐに通常の食事が可能です。
虫歯を削る範囲が少ないため費用負担は比較的軽く、保険の適用範囲内で済むこともあります。
そのため、早期発見・早期対応が歯へのダメージを最小限に抑える鍵となります。
03C2(象牙質の虫歯)

C2は虫歯がエナメル質を越えて、歯の内側にある象牙質(ぞうげしつ)にまで進行した状態です。
象牙質には神経につながる象牙細管と呼ばれる細い管があるため、C2の段階で冷たいものや甘いものがしみる・痛むなどの自覚症状がはっきり現れてきます。
C2の治療では、虫歯に侵された部分を削り取り、コンポジットレジンやインレー(型どりをして作る詰め物)などで修復します。
症状の程度にもよりますが、治療回数は1〜2回程度です。
この段階までに適切な処置を行うことで、神経を残すことができる可能性が高くなります。
04C3(神経まで達した虫歯)

C3は、虫歯が歯の中心部にある歯髄(しずい)と呼ばれる神経まで進行した重度の虫歯です。
この段階になると、ズキズキとした強い痛みや、夜も眠れないほどの激しい痛みが現れることが多くなりますが典型的な症状で、夜眠れないほどの激痛を伴うこともあります。
歯髄にまで感染が及んでいるため、通常のレジン充填では対応できず、根管治療が必要になります。
根管治療とは、神経や汚染された組織を取り除き、根の中を消毒・洗浄した後、薬剤を詰めて密閉する処置です。
複数回にわたる通院が必要となるケースが多く、治療後はクラウン(被せ物)で歯の強度を補強するのが一般的です。
05C4(歯根まで達した虫歯)

C4は、虫歯によって歯の頭(歯冠部)がほとんど崩壊してしまった重度の虫歯です。
この段階では、神経(歯髄)がすでに壊死しているため痛みを感じないこともありますが、歯根の先に膿がたまって再び強い痛みや歯ぐきの腫れを引き起こすこともあります
C4まで進行すると歯の保存が困難なケースが多く、抜歯を検討する必要がある状態です。
抜歯後は、失った歯を補うためにブリッジ・部分入れ歯・インプラントなどの補綴(ほてつ)治療を行います。
Place虫歯ができやすい場所
虫歯は、歯ブラシの届きにくい場所に発生しやすい傾向があります。
歯磨きをする時に特に気を付けたほうがいい場所を確認しましょう。
奥歯の噛む面
奥歯の噛む面(咬合面)は、深い溝や細かいくぼみが多く、食べかすやプラークが溜まりやすい構造になっています。
そのため、歯ブラシの毛先が届きにくく、丁寧に磨いているつもりでも磨き残しが出やすく、虫歯の発生リスクが高くなります。
特に6歳臼歯や親知らずなどは注意が必要です。
歯と歯の間
歯と歯の間(隣接面)は、隙間が狭くて歯ブラシが入りにくいため、汚れがたまりやすい部分です。
食べかすやプラーク(歯垢)が残りやすく、フロスや歯間ブラシを使わないと清掃が不十分になりがちです。
この部分の虫歯は発見が遅れやすく、気づいたときには進行しているケースもあります。
歯と歯ぐきの境目
歯と歯肉の境目には、わずかな段差があり、そこに汚れやプラークがたまりやすくなります。
歯ブラシを歯肉側に向けて軽く当てるように意識して磨かないと、汚れが残ってしまいやすく、虫歯や歯周病のリスクにつながります。
とくに歯ぐきが下がっている方や歯並びにばらつきがある場合は要注意です。
詰め物や被せ物の周辺
過去に治療した歯の詰め物や被せ物(補綴物)と歯の境目には、段差やわずかな隙間が生じることがあり、そこにプラークがたまることで虫歯治療を行った歯が、再び虫歯になる(二次虫歯)リスクがあります。
見た目では分かりづらく、内部で虫歯が進行することもあるため、歯医者での定期的なチェックが大切です。
Difference大人と子どもの虫歯の違い・特徴
虫歯は年齢にかかわらず誰にでも起こる病気ですが、大人と子どもでは進行のスピードや発生しやすい場所に違いがあります。
それぞれの特徴を正しく理解することが、予防と早期治療につながります。
大人の虫歯

進行具合
大人の歯は、エナメル質や象牙質がしっかりと成熟しているため、虫歯の進行は比較的ゆっくりです。
ただし、初期段階では痛みや見た目の変化が少なく、自覚しにくい傾向があります。
そのため、気づいたときには虫歯がある程度進行しているケースも珍しくありません。
できやすい場所・特徴
大人に多いのが、過去に治療した歯の詰め物や被せ物の隙間にできる「二次虫歯」や、歯ぐきが下がって露出した根元にできる「根面う蝕」です。
これらは目立ちにくく、気づきにくい部位で進行しやすいため注意が必要です。
子どもの虫歯

進行具合
乳歯や生えたての永久歯はエナメル質や象牙質が薄く、虫歯に対する抵抗力が弱いため進行が非常に早いのが特徴です。
そのため、発症から短い期間で虫歯が神経に到達してしまうケースもあります。
さらに、子どもは痛みをうまく伝えられないことも多いため、気づいたときにはすでに大きな虫歯になっていることがあります。
できやすい場所・特徴
子どもの虫歯は、奥歯の噛む面の溝や歯と歯の間など、汚れが残りやすく清掃しにくい部位に多く発生します。
Cause虫歯の原因
虫歯は、口腔内の細菌が食べ物の糖分を分解して酸を出し、その酸が歯を溶かすことで発生します。
こちらでは、大人と子どもの虫歯の主な原因を見ていきましょう。
大人の虫歯の原因
間食や就寝前の飲食
虫歯の主な原因の1つが、糖分の摂取頻度とタイミングです。
食事や間食をする度に口腔内は酸性に傾き、歯の表面が溶けやすい状態(脱灰)になります。
特に、間食の回数が多かったりダラダラと長時間食べていたりすると、唾液による中和や再石灰化が追いつかず虫歯リスクが高まります。
また、就寝前の飲食も注意が必要です。
睡眠中は唾液の分泌が大幅に減少するため、口の中に糖分が残ったままだと虫歯菌が活動しやすくなり、歯が長時間酸にさらされることとなり虫歯の発症につながります。
加齢
年齢を重ねることで虫歯リスクが上昇する理由は、加齢に伴う口腔内の変化にあります。
例えば、歯ぐきが下がることで露出する歯の根元(歯根面)はエナメル質に覆われておらず、酸に弱いため虫歯になりやすい部位です。
また、歳を取るにつれて唾液の分泌量が減少する傾向があり、口腔内の自浄作用や酸の中和能力が低下することで、虫歯菌が活発に働きやすい状態になります。
さらに、過去に治療した詰め物・被せ物の劣化や隙間から細菌が侵入する「二次虫歯」も、加齢とともに増える傾向があります。
喫煙
喫煙は歯周病リスクとの関連がよく知られていますが、虫歯のリスクも高める習慣です。
タバコに含まれる成分は、唾液の分泌量を減らしたり血流を悪化させたりして口腔内の自然な防御機能を低下させます。
また、喫煙者は歯ぐきの炎症が目立ちにくく異変に気づきにくい傾向もあるため、虫歯や口腔トラブルが発見されたときにはすでに進行していることも少なくありません。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりといった無意識の習慣も、虫歯リスクを高める原因の1つです。
歯に強い力が加わることで、歯の表面(エナメル質)に微細なひび割れが生じ、そこから虫歯菌が侵入しやすくなることがあります。
また、歯の摩耗や歯ぐきの後退を引き起こし虫歯ができやすい部位(歯頸部や根面)が露出する原因にもなります。
子どもの虫歯の原因
甘いものを頻繁に食べる
子どもは甘味を好む傾向が強く、ジュース・お菓子・菓子パンなど糖分を多く含む食品の摂取頻度が高いことが虫歯の大きなリスクとなります。
虫歯菌は糖をエサに酸をつくり歯を溶かしていくため、「何を食べるか」よりも「どのくらいの頻度で食べるか」が虫歯リスクを左右します。
特に注意したいのが、ダラダラ食べや飲み続ける習慣です。
口の中が酸性状態にさらされ続け、再石灰化が追いつかなくなり虫歯が進行しやすくなります。
歯みがきが未熟、仕上げ磨きが不十分
子ども自身はまだ歯みがきの技術が不十分なため、汚れをしっかり落とせず磨き残しが虫歯の原因になります。
また、歯の生え変わりの時期や歯並びの変化で、ブラッシングしにくい部位が多いことも虫歯を誘発する要因です。
フッ素・シーラントなどの予防ケアが不足
子どもの虫歯予防にはフッ素塗布やシーラント処置が有効です。
フッ素は歯の再石灰化を促進し、歯質を強化する働きがあります。
定期的にフッ素塗布を受けることで、虫歯リスクを大きく抑えることが可能です。
また、奥歯の深い溝にプラスチック樹脂を詰める「シーラント処置」は、歯みがきでは落としきれない汚れの侵入を防ぎ、虫歯の発生を抑えるのに役立ちます。
しかし、こうした予防処置を受けていない、もしくは継続できていない場合に虫歯が発生しやすくなるリスクがあります。
Mechanism虫歯のメカニズム(脱灰と再石灰化)
脱灰と再石灰化

虫歯は、口腔内のミュータンス菌などの菌が食べ物や飲み物に含まれる糖分をエネルギー源にして酸を産生し、その酸によって歯の表面のエナメル質が溶かされる脱灰という現象から始まります。
この脱灰が進行してエナメル質やその内側にある象牙質まで溶け出すと、歯に穴があく状態となり虫歯(う蝕)と診断されます。
しかし、口の中には虫歯菌から歯を守る防御機能も存在します。
唾液には、酸を中和する働きや溶け出した歯の成分(カルシウムやリンなど)を補う「再石灰化」と呼ばれる作用があります。
この再石灰化によって、軽度の脱灰であれば歯が自然に修復されることもあるのです。
脱灰と再石灰化は、日常生活の中で絶えず繰り返されています。
しかし、間食の頻度が多かったり歯みがきが不十分だったりすると、脱灰が優位になり再石灰化が追いつかなくなって虫歯が進行してしまうのです。
虫歯を予防するには、間食の回数を減らす、フッ素で再石灰化を促す、丁寧なブラッシングなど、日常的なケアがとても重要です。
虫歯を予防するために重要なポイント
虫歯を防ぐには、脱灰と再石灰化のバランスを保つことが非常に大切です。
次のような日常的なケアと予防策が有効とされています。
・間食や甘い飲み物の摂取回数を減らす
・就寝前の飲食を避ける
・食後はできるだけ口をゆすぐ
・1日3回を目安に丁寧に歯磨きする
・フッ素入りの歯みがき粉で歯質を強化する
・定期的に歯科検診を受ける
Trouble虫歯が引き起こすトラブル・リスク
虫歯を放置すると歯の表面だけでなく、神経や顎骨、全身の健康にまで影響することがあります。
虫歯による主なトラブルやリスクは次の通りです。
強い痛みや腫れ
虫歯が進行して神経にまで達すると、ズキズキと激しい痛みが生じることがあります。
さらに炎症が歯の根元や歯ぐきに広がると、顔の腫れや膿がたまる「歯根膜炎」「根尖性歯周炎」などを引き起こすこともあります。
歯の喪失(抜歯)
虫歯を長期間放置すると、感染が歯の神経や歯根の奥深くまで及び、歯冠が崩壊してしまうことがあります。
こうなると歯を保存するのが難しくなり、抜歯を選択せざるを得ないケースも少なくありません。
噛み合わせの乱れ
虫歯によって歯の一部が欠けたり抜歯によって歯が失われたりすると、歯列に隙間が生じます。
これにより、隣の歯や対向する歯が傾いたり伸びたりしてしまい、噛み合わせが崩れることがあります。
噛み合わせの乱れは、食べ物をうまく噛めなくなるだけでなく、顎関節への負担を引き起こし、頭痛や肩こり、顎の違和感といった全身の不調へつながることもあります。
発音や咀嚼への影響
前歯や奥歯を失うと、発音が不明瞭になったり、食べ物をしっかり噛み砕けなくなったりするなど、日常生活に支障が出ます。
特に前歯が欠損すると「さ行」や「た行」などの言葉が聞き取りづらくなることがあります。
また、咀嚼力が低下することで食べ物を十分に噛めず、消化不良や栄養吸収の低下につながるリスクもあります。
歯性病巣感染(しせいびょうそうかんせん)のリスク
虫歯が重症化して細菌が血管やリンパ管を通じて歯性病巣感染と呼ばれる、全身への健康影響を引き起こす可能性があります。
特に心臓の弁や人工関節などに細菌が付着すると、心内膜炎や人工関節感染といった深刻な疾患を引き起こすことがあります。
また、免疫力が低下している高齢者や持病を抱える方では、全身状態の悪化にもつながりかねません。
Care虫歯を予防するためケア方法
虫歯は治療よりも予防が大切です。
毎日のセルフケアに加えて、歯科医院でのケアを組み合わせることで、虫歯の発生や進行を防ぐことができます。
セルフケアでできる虫歯予防

虫歯予防の基本は、毎日の正しい歯みがき習慣です。
特に以下のポイントを意識することで、予防効果が高まります。
食後はできるだけ早くブラッシングを行う
食べかすや糖分を早めに取り除くことで、虫歯菌の酸産生を抑えることができます。
就寝前の歯みがきは特に念入りに
就寝中は唾液の分泌が減るため、虫歯菌が活発になりやすい時間帯です。
歯間ケアの習慣化(デンタルフロス・歯間ブラシ)
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としきれないため、フロスや歯間ブラシの併用が有効です。
フッ素入り歯みがき粉の活用
フッ素は歯の再石灰化を助け、酸に強い歯質をつくる働きがあります。 虫歯の初期段階での進行抑制が期待できます。
歯科医院で受ける専門ケア

セルフケアでは届きにくい部位の清掃や、初期の虫歯の発見・管理には歯科医院での定期的なチェックが重要です。
定期検診(目安は3ヵ月~6ヵ月に1回)
虫歯や歯ぐきの状態をチェックし、リスクが高まっている部位を早期に把握できます。
プロによるクリーニング(PMTC)
歯の表面や歯周ポケット内のプラーク・歯石を除去し、口腔内を清潔に保ちます。
ブラッシング指導(TBI)
歯科衛生士による個別指導で、自分に合った磨き方を身につけられます。
フッ素塗布・シーラント処置
フッ素は再石灰化の促進し、シーラントは奥歯の溝に樹脂を流し込んで汚れの侵入を防ぐ処置で、特に虫歯リスクの高い子どもに有効です。
FAQよくある質問
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虫歯じゃないのに歯が痛い場合は、どんな症状である可能性がありますか?
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歯の痛みは、知覚過敏や歯周病、親知らずの炎症などでも起こることがあります。まずは歯科での診察を受けましょう。
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どんな人が虫歯になりやすいですか?
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間食が多い方、歯みがきが不十分な方、唾液の量が少ない方などが虫歯になりやすい傾向にあります。生活習慣と口腔ケアが重要です。
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虫歯は他の人に移りますか?
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虫歯は感染性の疾患なので、唾液を介して伝染することがあります。特に乳幼児は、家族との食器の共有などで感染するリスクがあるため注意が必要です。
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虫歯で歯が痛くて眠れません。どうしたらいいですか?
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まずは冷たいタオルで頬を冷やしたり、市販の痛み止めを服用したり応急処置を行い、できるだけ早く歯科医院を受診してください。
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虫歯治療は1日で終わりますか?
-
虫歯の進行度によって異なります。初期の虫歯であれば1回で治療が終わることもありますが、神経に達している場合などは複数回の通院が必要です。
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虫歯治療で歯の神経を抜いたら、どんなリスクがありますか?
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神経を抜くと歯がもろくなり、将来的に破折や再感染のリスクが高まります。治療後はクラウンなどで補強し、定期的なチェックが必要です。
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虫歯治療の際、麻酔は行いますか?
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はい。多くの場合、痛みを軽減するために局所麻酔を使用します。麻酔により治療中の痛みはほとんど感じず、安心して受けられます。
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虫歯は自然治癒で治りますか?
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一度できた虫歯は自然には治りません。
初期段階であれば再石灰化を促す処置で進行を抑えられることもありますが、基本的には治療が必要です。
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虫歯を治療した部分が、また虫歯になることはありますか?
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二次う蝕と呼ばれる治療した詰め物や被せ物の周囲に再度虫歯ができることがあります。
定期的なメンテナンスが再発予防に役立ちます。
-
虫歯治療の後に、歯が痛くなることはありますか?
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治療直後に一時的な痛みや違和感が出ることはありますが、数日で落ち着くのが一般的です。
長引く場合は歯科医院に相談しましょう。
Featuresシーク歯科・矯正歯科の特徴
01蒲田駅から徒歩1分!

シーク歯科・矯正歯科は、「JR蒲田駅」東口から徒歩1分の好立地です。
家事やお買い物の合間、仕事・学校帰りなどに通院しやすい歯医者です。
ぜひお気軽に足をお運びください。
02土日祝も営業で定休日なし!

蒲田エリアの方々がより歯科医院に通いやすいように、当院は土日祝日も休まず営業しています。
定休日を設けておらず、できるだけ予約を取りやすい環境を整えています。
(※不定休あり)
03全8室すべて完全個室!

患者さまがよりお口のお悩みやご希望の治療を相談しやすいように、全8室の診察室すべて完全個室となっています。
リラックスできる環境で、お口のお悩みをどうぞお気軽にご相談ください。
あらゆる歯のお悩みを
総合的にコーディネート
シーク歯科・矯正歯科では、患者様が抱えているお口のお悩みに対して総合的な治療をご提案いたします。
歯の機能・見た目どちらにも配慮した治療を大切にしています。
人には話しづらい内容もぜひお気軽にご相談ください。
監修者情報

- 理事長 原田 泰光 Yasumitsu Harada
- ICOI(国際インプラント学会)指導医・認定医
M.S.C.B矯正テクニック認定医
アレキサンダー矯正コース認定医
日本口腔インプラント学会認証医
日本矯正歯科学会会員
東京矯正歯科学会会員
日本歯科先端技術研究所会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
資格 Qualification
ドクターコメント Doctor comment
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JR蒲田駅 東口から徒歩1分
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