矯正歯科

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを1日22時間以上装着して歯を動かす矯正方法です。
当院では、世界で1500万人以上(※)に選ばれている「インビザライン矯正」を採用しています。
※2023年3月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計

マウスピース矯正のメリット

・矯正装置が目立ちにくい
・自分で着け外しできる
・矯正装置を外していつも通り歯磨きができる
・ワイヤー矯正よりも通院回数が少ない
・ワイヤー矯正よりも痛みが少ない
・金属を使用しないためアレルギーの心配がない
・歯の移動するシミュレーションを行える

マウスピース矯正がおすすめな人

・目立たない矯正装置で治療したい人
・食事や歯磨きをいつも通りにしたい人
・金属アレルギーのある人

最も一般的な矯正治療で、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かす方法です。
従来、ブラケットとワイヤーは金属であったため、審美面への懸念が問題視されてました。
ですが、近年では矯正装置の審美性に配慮したプラスチックやセラミックなどの素材がありあす。

表側矯正のメリット

・ほぼすべての症例に適応できる
・他の矯正方法より費用を抑えられる
・喋るときの違和感が少ない
・裏側矯正（舌側矯正）よりも歯磨きがしやすい

表側矯正がおすすめな人

・費用をできるだけ抑えたい人
・滑舌に影響の少ない装置を希望する人

歯の裏側にブラケットとワイヤーを着ける矯正方法で、裏側への矯正装置の装着は高い技術を要する治療です。

裏側矯正（舌側矯正）のメリット

・口を開けても矯正装置がほぼ見えない
・歯の表側のエナメル質が傷つきにくい
・虫歯のリスクが低い

裏側矯正（舌側矯正）がおすすめな人

・とにかく目立たない矯正装置で治療したい人

前歯だけ、小臼歯までなど気になる部分の歯並びだけを治療する方法です。

部分矯正のメリット

・気になる部分だけを整えることができる
・矯正装置を着ける範囲が少なく済む
・全体矯正よりも短期間で治療が終了する
・全体矯正よりも費用を抑えられる

部分矯正がおすすめな人

・噛み合わせに問題がない人
・できるだけ短期間で治療を終了したい人
・費用をできるだけ抑えたい人

矯正歯科とは、歯並びや噛み合わせを整え、口元の見た目と機能を改善する治療を指します。
子供から大人まで、幅広い年代の歯並びと噛み合わせに関するお悩みや問題に対応しています。

大人の場合は、永久歯の歯並びと噛み合わせを整える治療を行います。
用いる矯正装置は、歯を１本ずつ動かすことができるインビザライン、ブラケット、ワイヤーなどです。
矯正装置は患者様のご希望やライフスタイルに合わせて選択します。

子どもの場合は、着け外しのできるマウスピースや固定式の拡大装置などを用いて、顎の成長バランスを整える治療を行います。
矯正装置は成長期にある子どもの年齢、歯の生え変わり、顎の成長を考慮して選択します。

矯正治療を受けた方がいいのは、以下のような歯並びや噛み合わせです。
悪い歯並びや噛み合わせは、重症化すると顎や顔の変形を引き起こしたり、発音や飲食にも悪い影響を及ぼしたりすることがあります。
可能な限り矯正治療で整えるのがおすすめです。

出っ歯（上顎前突）

上の歯や上顎が前に出ている歯並びや噛み合わせです。

受け口（下顎前突）

下の歯や下顎が前に出ている歯並びや噛み合わせです。

開咬（オープンバイト）

噛んでも上下の歯が当たらない噛み合わせです。

過蓋咬合（ディープバイト）

噛んだときに下の歯が見えないくらい低い噛み合わせです。

ガタガタの歯並び（八重歯、叢生）

犬歯が飛び出ていたり、歯が捻じれたり前後にズレていたりする歯並びです。

すきっ歯（歯間空隙、正中離開）

歯と歯の間に隙間がある状態です。

歯並びが整うことで、笑顔が増えて自信が持てるようになったと感じる方が多いです。
歯並びが整って歯がまっすぐに並んでいると、笑顔がとても引き立ちます。
また、歯や顎が前に突き出てしまい横顔のバランスが悪くなりがちな出っ歯や受け口は、矯正治療で歯や顎の位置を整えることで横顔やフェイスラインの改善が期待できます。
同時に唇が閉じられるようになると、ポカン口が改善されて凛々しい印象を与えることもできるようになります。

矯正治療で歯並びが整うと歯列の凹凸が少なくなり、歯並びが悪い人よりも歯磨きがしやすくなります。
また、フロスや歯間ブラシの使用も簡単になるため、さらに虫歯や歯周病のリスクを抑えることができるようになります。

悪い噛み合わせは、顎関節や筋肉の負担を増やし、顎関節症、肩こり、頭痛などを引き起こす可能性があると言われています。
そのため、噛み合わせが整うとこのような全身的な不調の改善が期待できるのです。
また、噛み合わせが良くなり歯で食べ物をしっかりと噛み砕いてから胃に送り込めるようになると、食べ物の消化がよくなり胃腸の負担も軽減できます。

基本的には、前歯が永久歯に生え変わる7〜8歳あたりが矯正治療開始の目安です。
ただし、受け口の場合は少し早めの3〜5歳くらいから治療を始めた方がいいケースがあります。
3歳児検診の際に噛み合わせを指摘された場合は、早めに矯正治療を始めた方がいい可能性が高いです。
早めに矯正歯科を受診していただき、矯正治療を始めるタイミングを考えましょう。

永久歯が生え揃った中高生〜大人の場合は、歯並びが気になったタイミングで矯正治療を始めるのがおすすめです。
歯や歯茎が健康であれば年齢の上限はありません。まずはご相談ください。

毎日歯磨きを行う

歯磨きは毎日行い、歯垢や食べかすを取り除くようにしましょう。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシをするだけでは落ちません。フロスや歯間ブラシも活用しましょう。

毎日リテーナー（保定装置）を洗う

リテーナー（保定装置）にも使うたびに歯と同じように汚れが溜まります。
歯ブラシや洗浄剤を使って、必ず毎日洗うようにしましょう。
詳しい洗浄方法は、リテーナー（保定装置）の種類に応じて当院の歯科衛生士よりご説明いたします。
同時に歯磨きについてもおすすめのセルフケアをご提案いたします。ぜひ参考にしてください。

フロスや歯間ブラシを使って丁寧にセルフケアをしたとしても100％の汚れを取り除くのは難しく、わずかに汚れが残ってしまいます。
そのため、数ヶ月〜1年に1回は定期検診を兼ねてプロフェッショナルケアを取り入れていただくのがおすすめです。
矯正後のプロフェッショナルケアでは、リテーナー（保定装置）の不具合の有無、歯並びや噛み合わせのチェックを行います。
また、セルフケアで落としきれない歯石やバイオフィルムを専門の機械を用いて徹底的に除去することで、より健康的で美しい歯並びをキープできるようになります。

同時にセルフケアの見直し、虫歯や歯周病のチェックも行います。
良好な口内環境をキープするためにも定期的なプロフェッショナルケアを受けましょう。